京都洛北・一乗寺で手捺染（手染め）の小さな染工場を営む職人です。創業以来、雨傘の生地や洋服の生地を中心に染めてきましたが、平成25年より自社で染めた生地を用いて繊維商品の企画・販売に本格的に取り組み始め、アイテムは日傘の他、ストール、ポケットチーフ、シャツ、風呂敷、手ぬぐい等、多岐にわたっています。また「幅広い世代に手捺染の魅力を発信したい」との思いから、手捺染のワークショップも実施しています。オリジナルデザインの中から自分の好きなデザインを選び、好きな色で染めるこのワークショップは好評を得ています。丁寧な手しごとで作られ、長く愛着を持って使ってもらえる商品の素晴らしさ、Made in Japanの素晴らしさを、微力ながら手捺染の魅力と商品を通して皆様にお伝えし、京都の捺染業界に貢献できればと思っております。また、現在「京都ものづくり紀行Vol.03」に参画中です。出品している「錯視柄シャツ」にもぜひご注目ください。