出展クリエイター
栗といえば、食材のイメージが強いと思いますが、日本で古くから使われてきた優良材でもあります。水湿に強く、防虫・防腐処理をしなくても長期間使えるほどの耐久性があるため、世界遺産の岐阜県白川郷の主要部材は栗材を使用しているほどです。 私たちが、栗材で家具を作るようになったきっかけは、2016年の熊本地震で被災した製材所の支援活動からです。当時、九州の栗材は家具に使われる事がほとんどなかったため、熊本の栗材を使った家具作りで熊本の林業をサポートしようとはじめたのが「クマグリー」です。 クマグリーは「熊本」「栗」「幸せ」をミックスした造語です。熊本の栗材を使った家具で、皆様の豊かな暮らしのお手伝いが出来ればとの想いが込められています。 幸いなことに、熊本の栗材家具は多くの方にお求め頂き、人気商品も生まれました。今では熊本だけでなく、全国の栗材を使用して家具を製作しています。