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朝焼けの空が、ほんの一瞬だけ見せる色があります。 葉擦れの音に混じって聞こえる、虫の翅のかすかな震え。 水面が光を割って、またひとつになる瞬間。 そんな、名前をつける前に消えてしまうものを、 銀とガラス釉薬でそっとすくい取っています。 エナメル——ガラス釉薬を金属に焼き付けるこの技法は、 紀元前より人の手で受け継がれてきた、記憶のような工芸です。 Musubibaは、虫や植物、空や風といった小さな自然の気配を、 日々の暮らしに寄り添う装身具としてかたちにしています。 手に取るたびに、少しだけ自然に近くなれるような。 纏うたびに、忘れていた何かを思い出せるような。 ガラス釉薬の色は、何十年先も褪せることなく、 あなたの時間とともに静かに輝きつづけます。 いつかそれが、アンティークと呼ばれる日まで。 あなたの物語を宿して、次の誰かへと受け継がれていきますように。