出展クリエイター
"汲む" 「時代の流れを汲む現代のアクセサリー」 仏像の制作や修復を手がける彩色.截金師が、製材に始まり、截金、彩色、箔押し、漆塗りなどのあらゆる技法で作りあげています それらの伝統工芸は何百年もの間、その時代に沿うように姿形を変え引き継がれてきました はるか昔から続く川のような時の流れを、そして先人の想いをそっと両の手で汲みとるように “汲む” のアクセサリーは産まれています 小塚桃恵 H23年,京都伝統工芸大学校木彫刻科卒。 在学中に彫刻の授業の一環で受けた彩色の授業で、木彫刻専門の彩色に魅了され、彩色の道に進むことを決意。 在学中日本画を学ぶ。 卒業後は京都の仏像彫刻、修復の工房へ彩色師として弟子入り。 独学で截金を勉強し習得。 独立後は埼玉県熊谷市にて仏師である夫とともに小塚工房を立ち上げる。 彩色、截金師として仕事をするなかでこれらの技法をなにかに活かせないかと自身のアクセサリーを作ってみたことをきっかけに、装身具として表現することで伝統工芸をより身近に感じることの楽しさを知り、アクセサリー制作を始める。