出展クリエイター
台南郊外、官田の古民家にあるアトリエ「臍加厝」。名前は中国語で事業を興すという意味の「起家」と同音異義語になっています。静かな暮らしへの憧れが、大学院修了後も二人を台南に留まらせた一番の理由です。二人の職人はそれぞれ異なる個性と創作スタイルを持っています。細かいことによく気がつく霽恩さんの作品は、柔らかさと自然さを併せ持っています。また譽霖さんのほうは綿密な計算の下、各種のミニチュア版工具を作り出しています。手作りの温かさを通して、生活への洞察と金属細工に向けた情熱を伝えています。