京都洛北・一乗寺で手捺染（手染め）の小さな染工場を営む職人です。昭和５年の創業以来、親子３代にわたって雨傘の生地や洋服の生地を中心に染めてきましたが、平成25年「自分で商品を企画して販売してみよう」と決心し、雨傘の生地を染めてきた経験とノウハウを活かして日傘を商品化しました。以降、自社で染めた生地を用いて繊維商品の企画・販売に本格的に取り組み始め、アイテムは日傘の他、ストール、ポケットチーフ、シャツ、風呂敷、手ぬぐい等、多岐にわたっています。また「小さなお子さんから大人の方まで、幅広い世代に手捺染の魅力を発信したい」との思いから、手捺染のワークショップも実施しています。丁寧な手しごとで作られ、長く愛着を持って使ってもらえる商品の素晴らしさ、Made in Japanの素晴らしさを、微力ながら手捺染の魅力と商品を通して皆様にお伝えし、京都の捺染業界に貢献できればと思っております。