出展クリエイター
リアルなあみぐるみ。 自分が生きものに感じた魅力が見た人に伝わるように、それぞれに最適の素材と手法を、納得いくまで模索しています。 生きものには魅力的な瞬間がたくさんあるので、固定のポーズは付けず、自由に動かせるようにしています。動かしたときにも自然に見えるように作り方に工夫を重ねるうちに、生きものの構造と同じような作りに辿り着きました。針金で関節を作った骨格の上に、筋肉をのせるように何種類かの綿を使い分けて土台を作り、その上から編み地の「皮」を被せて作っています。 そのため、どんなポーズを付けても生きているかのように自然に見えます。見る角度によって、様々に表情が変わって見えるのは、骨格を意識して作っているからだと思います。