出展クリエイター
ひと針、ひと針、丁寧に刺した「こぎん刺し」を生活シーンに取り入れる小物を制作しています。 手に取ってくださった方の日常をほんの少し、手仕事のぬくもりで彩り豊かに、そして心地よいものになりますようにと願いをこめて。 「こぎん刺し」は木綿の衣類を着ることが許されていなかった時代、極寒の北国の過酷な暮らしの中から生み出された刺し子刺繍の一種です。正確に施された幾何学模様が魅力で、まさに「用の美」。麻布を補強し保温するという本来の使命は終えましたが、この規則性のある繊細で美しい模様は今後も人々を魅了していくものだと考えています。 せっかく暮らすなら、好きだと思えるものに囲まれたい! 触れるたびにこぎん刺しが教えてくれる「丁寧な暮らし」を感じながら、自分にとっての心地よい時間を作ってみませんか。