

木工作業を行う際、節や節穴、割れ、ささくれ、表面の荒れなどが見られるため、規格品としては使用できない木片が多く発生します。しかし、そのような木片に対して一手間も二手間も惜しまず加工を施し、独特の風合いを持つ古材風の木材へと生まれ変わらせています。この加工には、木材本来の個性を引き出すための細やかな作業が必要であり、時間と労力をかけることで、他にはない味わい深い素材が完成します。さらに、こうして仕上げた古材風木材を活用し、ドライフラワーや木の実を巧みに組み合わせてアレンジしたオリジナルのパネルを製作しています。これらのパネルは、自然の温もりや手作りの魅力を感じられる作品として、多くの方々に喜ばれています。販売においても、ただの商品として提供するのではなく、一つひとつの作品に込められた物語や想いをお伝えしながら、手に取った方々に特別な価値を感じていただけるよう心掛けています。