

歯科や理化学の現場で薬品を扱うために作られてきた、小さなガラス瓶や器具。 それらを素材として、暮らしの中で使えるガラス雑貨へと仕立てています。 工業製品としての正確さと、手仕事ならではの温かみ。 その両方を感じられるよう、ひとつずつ丁寧に磨きや加工を施しています。 インクや香りを入れたり、小物を飾ったり。 使い方を限定せず、手に取る人の暮らしに合わせて楽しめるように。 医療や研究の現場で長く信頼されてきた形には、無駄のない美しさがあります。 その機能美をそのままに、日常に寄り添うかたちで残していくこと。 それが私たちのものづくりの原点です。 会場では、ガラスが映す光や手触りを、ぜひ手に取ってご覧ください。