出展クリエイター
私たちは日本全国の伝統工芸を、どこでも使えて広く関心をもってもらう方法はないかと考え、「うち伝(お家で伝統工芸)」プロジェクトを立ち上げました。 第1弾は、富山県高岡市の伝統産業である「高岡銅器」を取りあげます。 今回は、溶解温度が高い銅を取り上げるのではなく、最近注目を集めている金属、「錫(すず)」を取り上げました。 錫(すず)は融点温度が231℃と、あらゆる金属の中でも比較的低く、一般の方でも取り扱いが可能です。また、同時に人体への安全性も高く、食器にもよく使われます。 この錫を使って、高岡伝統産業青年会監修のもと、高岡の伝統的な砂型鋳造と(すながたちゅうぞう)いう手法を、お家で実現できるように体験キットとして開発しました。 その名も「高岡鋳物缶(たかおかいものかん)」錫の鋳物工場をまるごと缶詰にするコンセプトです。 今回は、その鋳物工場をこの会場にもってきました。ぜひ、高岡の鋳物を体験してみてください。 また、このうち伝プロジェクトを全国に広めていきたいと思っています。詳しいお話はブースでしましょう。