

木工作家 キリヤマヤスキ。 東京多摩エリアで木を削り、花器や壁掛けの小さな一輪挿しを中心に制作しています。 今回の展示では、生花だけでなく、ドライフラワーをそっと添えるための作品を多く並べました。 素材は、生木(乾燥前の木)や伐採・剪定された木々、廃材。 乾燥の過程で生まれるヒビや歪み、割れは、木が生きていた時間の痕跡であり、作品の個性でもあります。 作品は、花を活けるためだけの器ではなく、何も入れなくてもそこに在ることで空間の呼吸を整える存在。 暮らしの中でふと立ち止まり、自分の時間に戻るきっかけになれば嬉しいです。 すべて一点ものです。木と向き合った時間の痕跡を、ぜひ手に取って感じてください。